03.11
女房に、内緒で貯めたへそくりを、株に仕込んで小当たり。それをまた仕込んで、中当たり。それをまたまた仕込んで小当たり。小当たりと中当たりを幾度も繰り返し、焦らず、急がず、欲張らず、ジリジリ、ゆっくり、資産を増やし。八年かけて目標額に。おかげで稼いだ配当金で、月数十万の小遣いゲット。
そんな私も気付いてみれば、人生は折返し地点の四十代。たいしたことのない人生が、あらためて振り返ってみれば、悔いや思いを残す事はたくさんありました。なかでも一番悔いが残るのは、若い頃にとんと女性に縁が無かったこと。したい、やりたい盛りの十代と二十代の頃は、生身の女性にすっかり縁がありませんでした。周りのイケメンリア充達が、カワイイむすめを次々にコマシてヤリまくるのを、横目で見ながらエロ本片手に(当時はまだAVはありませんでした)オナニ三昧。ひとり無聊を慰める切ない日々。初体験は、社会人になった年に初ボナスで行った、安風俗の三十路のおばちゃんが筆卸の相手。その後、十数年の時を経て出会った相手が今の女房。女房も私に似て、あまりぱっとしない容姿の普通の女。
私のこれまでの人生は、大きな波風が立つこともなく穏やかで平凡な日々でした。それが何より幸せな人生なのでしょうが、それでもやはり一点悔いが残るは女性とのこと。あっという間に日々は過ぎていき、歳を取り、気がつけば直ぐに50代60代。そして、勃たなくなる日もいずれやってきます。このまま悔いが残る人生で終わりたくない。まだ道具が使えるうちに、若かりし頃の自分の思いを救ってやりたい。正直、色々な女性とシテみたいそんな動機から、今から十数年前の40代の初め頃より、ネットやテレクラなどを通じて出会った女性達を相手に、どうせなら