2013
10.09

おあとがよろしいようで。


オレは布袋屋黒犬、落語家――と言っても
この間やっと名前をもらったばっか、下っ端のペペだ。
想い人にしてお師匠さんの布袋屋小禄。
20代半ばで師匠とまで呼ばれる地位にまで昇進した実力、若いのに威張るでもなく、
穏やかで誰にも優しい人柄、文句の付け所が無い――かのように見えて実は――?

表題作「おあとがよろしいようで」他、「ネコを飼う」「それはとても晴れた日で」「ハネムン」「平凡ライフプランニング」「僕は好きさ。」「言葉にできたら」を含む全7本を収録した、著者初となるBL集。

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